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センター長からの挨拶
岐阜県野生動物管理推進センターは、岐阜県の寄附により岐阜大学に置かれていた寄附研究部門(鳥獣対策研究部門ならびに野生動物管理の教育と普及)の実績を踏まえ、岐阜県と岐阜大学の共同運用体制のもとに設置されました。
本センターは、シカやイノシシなどに起因する農林業被害や生活環境被害、生態系被害の低減を目的に「科学的・計画的な野生動物管理」を推進し、野生動物の生息状況調査、野生動物管理に携わる人材の育成、被害対策に取り組む自治体等への指導、県民に対する普及啓発と学習支援等を行っています。
加速する高齢化と人口減少により、中・大型野生動物の勢力は益々増大する傾向にあります。いま適切な担い手育成と体制構築を展開しなければ、健全な第一次産業の発展や市民生活は覚束ない状況となりかねません。センタースタッフ一同、この危機感を共有しつつ活動を続けてまいります。
つきましては、県民の皆様におかれては、本センターを積極的に活用頂くとともに、ご指導・ご支援の程よろしくお願いいたします。
鈴木正嗣(岐阜大学教授)
副センター長からの挨拶
令和4年1月20日に、岐阜大学と県との間で、「岐阜県野生動物管理推進センターの設置に関する協定」を締結させていただき、同協定に基づき準備を進め、センターの開所を迎えることができました。
当センターは、一朝一夕にできたものではなく、平成24年度に、森林・環境税を活用して岐阜大学に設置させていただいた「寄附研究部門」、その2期10年間の成果と、実績があって実現することができました。
被害対策をさらに強化・加速していくため、県、市町村と連携して野生動物管理を推進するシンクタンク組織として活動していきます。
藤田宏志(岐阜県環境生活部次長)
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